報酬は高額、その分危険な相手だと判断できます。
その奈落体の捜索は、多少難航しながらも位置を特定し、排除の目星もつきます。
その場所は地下の大洞窟、PCBの目の前には巨大な植物の固まりがあります。(実際にはリコリスの作った亜空間に誘い込まれたことになります)その植物が目標の奈落体だと解ります。
その奈落体との戦いとなります。奈落体の攻撃は弾丸と同等の初速と硬度で打ち出される植物の種です。攻撃は全方向からの速射を受けるので、回避は難しいでしょう。
PCBが動けなくなった頃を見計らい、人型のリコリスがPCBに接近し、そのシャードの半分を砕きさらなる奈落の底へPCBを捨てます。
PCBはどこかの時点で遠山みのりに拾われ、彼女の診療所で治療中に目が覚めるでしょう。
PCBのシャードは砕けたままです。
クエストは、「シャードの欠片を探す」
シーンのポイント
リコリスとPCB、かつて対峙したことがあるという事を示します。
そしてPCBのシャードの半分がリコリスの手にあり、繋がっているという事と、そのシャードがリコリスを強化しているという事になります。
途中、PCBのシャードは違う形で修復されますが、リコリスの手に落ちたシャードを始末する必要はあるという事を自覚してもらいましょう。
◆ PCC
場所:西山猫島診療所内
時間:昼間、細かい指定なし
シーンプレイヤー:PCC
NPC:遠山みのり
PCCの周囲の状況を説明がてら、島の状況を説明します。
人口200人程度の小さな島で、気候も穏やかであり、老人が暇つぶしに診療所に来るぐらいで大した大した患者も少ないような島です。
今日も患者が少なく、暇です。
暇を持て余してるような中、それを見透かしたように遠山みのりがPCCに話しかけます。
「今の生活が退屈かな?それとものんびりしたいい生活かな?今のような生活が良いと思っても悪いとも思っても、この時間が大切なんだ。今のようなゆったりした時間がね」
この一言で、PCCには、以下の疑問を示します。
PCCはどこからこの島にきたのか?いつからこの島にきたのか。その記憶がすっぽり抜けています。
後は流れとアドリブでどうにかします。あくまでPCCは自由枠&放置枠なので。
クエストは、「記憶の欠落を埋める」
シーンのポイント
このシーンは、シナリオ全体のテーマの一つ、この島の生活がクエスターの回復を促す、事を最初に明かす場面でもあります。
このことに気がつくプレイヤーは、一目おいて対処すべきでしょう。
■ NPC
◆ 草田サキ
草田サキ(そうださき)
このシナリオにおいて最重要NPC。
元IBBS職員、SODA−113に参加し、その際殉職している。(行方不明扱い)
クエスターではあるが、体奈落対処能力(戦闘能力)は高くない。しかし彼女のみが持っている加護「メイヴ」により、この作戦の切り札的な存在となっていた。
IBBSの職員をする前、ある研究組織でシャードそのものの研究をしておりその専門はシャードの修復方法だった。
学生の頃よりクエスターであることは判明していたがクラスは不明だった。又、他世界の情報から、「メイヴ」所持のことは判明していた。
出身地は西山猫島。離島の医療のことを知っており、医者を志望する。
性格は穏やかで世話好き、本来はのんびりとした西山猫島に合うのほほんとした人ですが、目的のためなら自分さえ犠牲にする強さを持っています。そのため、IBBSでの職務はかなりストレスが溜まる
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