怪奇微作戦

な都合のいい現象が世界にアルばかりではございません。
謎の現象に、人類はどのような落としどころを用意しているのか。「わからん」その一言です。
 「わからん」事がわかられたとき、(何だこの日本語)センスオブワンダーは急激に終了します。
 いいですか、ワンダーな事は理解されない現象なんです。ワンダーな部分が、「わからん」ことと理解されたことは、正しい結論が着いたことと同じ効果が出たのと同じ。理解不能なことを「わからん」と思ったとき、アナタはその先を何の展開の見込みもなく思考しますか?と言うことです。
 人からの理解から意味無く遠ざかり、思考の苦労の割には得るものが少ない「センスオブワンダー」それでもやってみたいと思うなら・・・。
今や深夜テレビの知識人として有名な筒井康隆大先生(SF作家)様ですが、この駄文にも名が上がるほどぶっ飛んだ作品を世に出しております。
 その大先生、かつてはこんな事を。
「心に浮かんだ妄想を大事に暖めておく」
 って、感じのことをおっしゃっておりました。
 この一言がどういうことになるかって?
 筒井康隆様FANに取っては、あの有名すぎる「○ンコ切り」のエピソードがあります。
 事件はある日のこと、先生実家のお庭にて、ウ○コをひねりだし、ナイフとフォークでもってウン○をさっくり切ってしまったそうです。
 なぜ?なぜなら、先生曰く「○ンコ切ってみたかったし、ウ○コ切ったらどんなんか見たかった」そうです。
 ・・・多少考え、「理解不能」なんて思った時点で、センスオブワンダー終わり。
 結論をでっち上げろと言うのなら、センスオブワンダーなんて目指さずとも、ナニカちょっと変わったことをするので充分だと思うのです。
 ここまでハードル上げておいて何ですが、心に真のセンスオブワンダーを持つなら、TRPGの基本ブックとサプリメントをぱらぱらナナメ読みする程度で、「これは何なん???」って事をやらかす人も、多分どこかにいるとは思います。どこかにいないかなぁ?
 なんにしても、センスオブワンダーの道のりは、遠いなぁ・・・・

平成23年2月会報掲載
11/03/31 00:58更新 /
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