日常のみじん切り100g5円 裏

 世の中、どうがんばったって、好き嫌いは出てきます。
 前回のアレ見たく、苦行のようなシナリオ作成法も、好き嫌いの意地みたいのなもので。
 ま、続きを
 TRPG上の好き嫌いで、端から見れば「?」と思うことがあるなら、当方リプレイというやつがどうも嫌いだ。言葉を換えると、好きになれないと、言っておきましょう。
 どうも、会話形式の文章を、思考がバラバラの数人の人間によって、てんで勝手に話していることを書きとめ、読み物としての体裁を整えた・・・ダメだ、活字の羅列とか、(以下自主規制)とまで言いたくなってきた。
 現在リプレイなる物は、TRPG関係の副産物として重要な位置にあるのはわかります。が、リプレイは、TRPGをする人にとって、プレイに足しになるのでしょうか?
 リプレイを擁護する人は言うでしょう、
「リプレイを読めば、システムの雰囲気やルールのことが分かり易い」
 イヤ、数本のリプレイを読むよりも、一回実際のプレイをやった方が効果的です。
「リプレイが、シナリオを作る上で、ストーリーの参考になります」
 世の中には、作者不詳の神話から現代の優れた作家の著作物までリプレイには無いほどの数にバリエーションの物語が存在します。
「リプレイには、ロールプレイの参考になる(以下略)」
 あーもう、漱石を読め!鴎外を読め!谷崎を!
 純文学や、イってしまった私小説に勝る人間描写なんて、なかなか無いですよ。
 ま、自分のキャラクターが戦闘ユニットとそう変わらないなら、そのあたりで十分でしょう。
 リプレイには、実際のプレイなどにプラスがあるのか?上の流れからすると、「そうでもないよ」と言いたくなるのですが、作り手も微妙な商魂を見せ始めております。
 それが当方個人にとって、妙な弊害になっております。
 そう、この頃のリプレイの内容が、公式ワールドの設定に干渉するようになってきたのです。
 息の長いシステムを見ていると、よくありますね。
 で、追加で発売されたデータ集やサプリメントでも、ワールドのアップデートが行われておりますが、大きなイベントや、重要NPCの説明に、ある言葉が多く使われるようになりました。
「詳しくは、リプレイ○○参照」
 ふざけるな!!!
 ワールドガイドと銘打っておいて、やることはそれかい!
 グダグダの会話文を整理しててまとまったテキストにする能力もないのか!
 それでよくライターとか、文章書きの肩書き持ってられるな!
 と、ひとしきり切れることも、ままあったりします。
 そんなわけで、当方リプレイの情報を知ることなく、基本ルールブックと追加のサプリメントに出ている情報を基に、シナリオ作成を行っております。
 そこに何か問題でも?その通りすればいいのでは?との声が聞こえてきそうですが、結構難題が出てきます。
 当方のゲーム環境、いわゆる内輪ではなく、よそ様のコンベンション、オープン例会などがほとんどです。
 つまり参加者互いの知識量がどの程度なんてわからない相手にTRPGするのです。そんな状況で、ゲームに必要な知識、ここでは特にワールド関連の知識ですが、それをどこまで適用させるのか?
 当方の基準は、基本ルールブックと各種サプリメントに限定します。そこで線引きをせざるを得ないのが、現状です。
 だからそれ以外、リプレイも同人もネットデータもノベルも、スピンアウトされた作品のことなんかは知ったことではありません。
 あ!したり顔で、「それで十分でしょ」と、思われた方々、今日の雑談でリプレイコミックノベルのお話しをするのであれば、「それで
[3]次へ
[7]TOP
[0]投票 [*]感想
まろやか投稿小説 Ver1.53c