読切駄文
[TOP]
せめてシーサーのごとく吼えよ
さて、これから始まるTRPGではありますが、端から見ていて言えることは、無駄エネルギーの固まりです。このTRPGというヤツ。皆様、まったく持って認めるしかないものでしょう。
 まーあれだけの人間が狭い空間で頭を付き合せて、ガンガン叫で、周囲にはほとんど理解されない何かに取り付かれたかのごとく入れ込んでしまい…も〜何なんでしょう。
 で、今回このなんともいえないアレを何かに利用で気はしないかと思ったわけなのです。えぇ、心霊現象的なあの分野に。つまりこの文章を書いている人間にとって、TRPGのセッションが一種の魔よけになると思われているのです。
 そう、TRPGセッションは、無駄にうるさいだけのものではないのです。
 何を根拠にといわれれば、例えば麻雀。非日常的な高校生の日常を描いた某コミックによりますと、麻雀パイをかき回す音は、死者を送り出すときの音だといわれているぐらいで。さらに言えば、中国風完全統制型ゾンビを制御するには、鈴の音を使用するなど、などなど
 心霊的あれこれを制御抑制するための方法として音が使われるのは、よくあることなのです。
 いわんやTRPGの出す音のほとんどが「声」になるわけです。そう!声は言霊であり、そん所そこいらの単純空気振動とは格が違うのです。その音には、霊魂が宿るものなのです。
 さて、心霊現象というものには、雰囲気というものが、かなり重要な要素を占めているものなのです。例えば、夜の廃屋、墓場、無人の病院、などに幽霊が出ることはあっても、営業時間真っ只中のヨドバシカ○ラに幽霊が出るものだろうか?
 TRPGのセッションを冷静に横から覗いて見ましょう。当事者からすれば、胃の痛くなるドシリアスなことをやろうが、グダグダなギャグに走ろうが、一様にいえるのが、能天気なことをエンエンしているという風景にしか見えないということなのです。
 さて、その能天気な行いと対になるのもが、心霊スポットのあの独特雰囲気といえないだろうか。
 だからといって、そんな場所でTRPGをやれとは言いません。そんなことで心霊現象を消滅させたとなったら、魔よけというより退魔行為となってしまいます。TRPGにそんなかっこいいっポイものは、断じて認めません。
 あくまで魔よけです、魔よけ。あんな騒音発生し可能のない集団に挑みかかる幽霊がいたら、是非ともその対決をしっかり見ておきたいものです。
 まぁ、なんにしても体温だけで地球温暖化に貢献しているTRPGですが、多少なりとも何かの形で地域貢献できないものかと、考えるわけです。
 蛇足ですが、さっきから「心霊現象と対消滅してしまえ」と、TRPGに対し言ってるわけですが、TRPGそのものがある心霊現象と似てはいないだろうか?
 そう、札(キャラクターシート)にかかれた擬似人格(キャラクター)がプレイヤーの体を通して、会話や行動を起こす。憑依やイタコと同じことを、平気でやっているわけです。
 憑依イタコと大きく違うところといえば、種と仕掛けが誰にでも理解でき、ちょっとしたコツで再現できるようになっていることでしょう。しかも、俳優役者とは違い、台本なんてものに行動が制御されておらず、自由意志で動いてくれるなど、結構怪奇現象といえる要素がてんこ盛りとなっているのです。
(注:TRPGでキャラクターをやってても、素の自分となんら変らない人々に、意見を求めないでください)
 さて、強引と屁理屈を動力とし、TRPGセッション=魔よけ、と、なったわけですが、もし万が一何かの間違いに近い何かでTRPGが、人々の生活の中での風習なんかになったとき、先例の麻雀のように魔よけの1方法となる・・・・実現してしまう可能性もあるわけです。
 論理は(一応)立てた!!後は誰か実践してくれ!!!
11/03/27 23:59更新 /

■作者メッセージ
 麻雀の下りはXXXホリックから。
 心霊・UMA・UFOの、類は大好物なんですね〜、いつかそいつ等の謎を解き明かしたい。
 それにしても、こいつ等うるさいなぁ

TOP | RSS


■感想メッセージ
Name: Mail:

※メッセージのみor評価のみの投稿もできます。
−評価−





TOP

まろやか投稿小説 Ver1.53c